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宇宙戦艦ヤマト de 絵日記

宇宙戦艦ヤマトのイラスト・漫画・感想。40代反抗期も終焉、こんにちは更年期!

2199古代進★誕生祭企画(その1)膝枕&女神礼賛

2013.07.06
2199古代進★誕生祭企画(その1)

『膝枕&女神礼賛』

~男は美女の添え物で、死ぬときは皆膝枕で”い~こい~こ”して貰えばいい~

※ノランさん勝手に★にしてゴメン<(_ _)>。
 6章鑑賞後の妄想で本編ではどうなるか不明です。
(ネタバレ少々有)

2199地球帰還後、結婚前の古代進と森雪の二人
緑の戻りつつある地上の公園で平和にデート中。
1)

「あ~食った食った~。雪の手作りのお弁当は最高だな~。うん。」
「何か、棒読みっぽく聞こえるわよ、古代クン。」

「ハハハ、そんな訳ないよ~。勘繰り過ぎだって(汗)。」
「そうかな~私、お料理得意じゃないし、心配だな~。」

「あ~お腹一杯。幸せ…」

古代はゴロ寝すべく芝生の上に手を付いたが、ふと動きを止めてすぐ傍に座る雪を見上げた。雪は背中から降り注ぐ木漏れ日の逆光の中、女神のような美しい微笑みを湛えながら古代を見つめている。

「雪・・・・。」

「なあに?古代クン」
「いや、何でもない…。」

「何よ、もう…何か言いかけたくせに。」
「ごめん、もう忘れて…」

古代は、ちょっと恥ずかしそうに雪から視線を外し、芝生の上に寝転んだ。

「ふふふ…」
「な、なんだよ…。」


「膝枕…してあげよっか?」



……図星である。



2)

ガミラスとの最終決戦の時、雪を庇って命を落とした地球人と同じ肌色と青緑の瞳をもつ誠実そうな青年。たしか冥王星基地で戦ったガミラス二等臣民のザルツ人だ。七色星団の戦いで雪をユリーシャと誤認したまま、ヤマトから連れ出したグループの一員でもある。

雪はその時、青年の頭を膝に抱き、静かに涙を落としていた。

その場面では「雪が無事で良かった。彼女を守ってくれてありがとう…」の一心で遠くから見つめていた自分だが、心の奥底ではこの青年が羨ましくもあったのだ。

愛する者の為に祖国をも裏切り、命を懸けその腕の中で死ぬ…
それは、俺がやりたかった、やるべきだったのに…



3)

雪の膝の上はやわらかかった。

古代をやさしく包み込むように見下ろす雪のアメジストの瞳も、ふりかかる亜麻色の髪の毛の一本一本も、首筋から鎖骨にかけての美しいラインも、挟まれて窒息死したりする事は断じてなさそうな控えめな胸のふくらみも・・・全てが美しかった。

自分にとって女神とは彼女の事であり、また彼女しかいない。


「重くない?」
「ううん大丈夫…でも、何が詰まってるのかしら。」

「清らかな煩悩。」
「バカ。」

「男は女神の前じゃ、皆バカだって。」
「はい?」

「自分が死ぬときは、雪にこうして欲しい。」
「……それって、ひょっとしてプロポーズかしら?」

「“俺の味噌汁を一生作ってくれ”とかよりずっといいと思うけど。」
「そうね。ある意味、究極だわ。」

「返事、ないの?」
「ないです。」


…究極のプロポーズでフラレタのか俺?


「だって、私より先に古代クン死んじゃうの…やだ。
“俺より先に死んではいけない”って昭和の歌みたいよ。」

「膝枕死は男のロマンなのに…」
「わかったわよ、仕方ないわね……OKよ。」


…仕方なく俺のプロポーズを受けるのか、雪!?


「でも、その前に約束して。もし、私がどこか遠い宇宙や異次元で行方不明になったとしても、あなたは絶対私を助けに来るのよ。あなたが私の膝枕で死ぬためには、必須だわ。」

「そんな事当たり前だよ、雪。アルフォン少尉やノラン伍長に出来て俺ができないなんて許せないからな。ひょっとしたら地球だって最後は捨てちゃうかもな…。」

「ふふふ、嬉しい。でも、亡くなった沖田艦長や大勢の仲間達と守ってきた地球は大事にしなきゃダメよ…。」

「うん…。わかってる。…ありがとう、雪。」
「古代クン…」

雪の顔がそっと近づき古代の顔と重なった…。


広い公園内では、子どもたちの遊ぶ声が遠く響いていたが、今この空間は二人だけの世界であり宇宙である…。

嗚呼、世に素晴らしきは膝枕かな…。


-END-
2013.7.6 ようこん




(あとがき)
蜃気楼奇譚の記事のコメントとノラン君の永遠にオマージュからの妄想で、金曜の夜中に考えてついて早朝一気に3時間で書き上げました。
でも、よく考えたら当ブログでは毎日が2199&古代進祭でした…。
日常と変わらないじゃ~~~ん。


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この記事に対するコメント


添え物バンザーイ!

>挟まれて窒息死したりする事は断じてなさそうな控えめな胸のふくらみ・・・

男目線で観察出来るところが、凄いです~!古代君目線。
>「・・・あなたが私の膝枕で死ぬためには、必須だわ。」
膝枕、侮れませんね~。感服です。
次回作も待ってま~す(^^)。
【2013/07/06 18:58】 URL | ゆきんこ #- [ 編集]

どうにも男目線。。。
ゆきんこさま、こんにちは。
今回は女性原理主義者の男性向けの内容です(笑)。
2199も4月以降はpixivとかでも隙間小説など書いて下さる方が増えて、もう私は書かなくてもいいや~と思ってるんですけどね~^^でも、総じて私には真面目すぎるかな。。。下手なりに慣れてきてイラスト描くより楽しい今日この頃です^^
中学生くらいから少女漫画しゃなくて青年漫画雑誌ばっかり読んでたからか、どうにも男性視点なんですよね~。きっと古代王子はこんなにスケベ(?)じゃない!という方も多いと思うんですが…。
次回は20000で、もう考えてあります^^ではでは~♪
【2013/07/06 19:57】 URL | ようこん #- [ 編集]


こちらでは初めまして。

ひざまくらでほのぼの、良いですよね~
速く帰還して、こんな幸せな午後を過ごす日が来るといい、と思いつつ、実はノランくんの膝枕情景の方が気になっていたりして(笑)
彼には、長生きしてほしいなと思っていますが、雪のために命を落とす時があったら、本望なのかなあ。切なぁ……
それを見ていた古代くんが実はギリギリしてたというオチがまた楽しいですね。楽しくてちょっとホロっとするお話しを、ありがとうございました。
【2013/07/06 22:33】 URL | 茉莉子 #3RsRQlfI [ 編集]

茉莉子さま
いらっしゃいませ~^^
明日は七夕&古代クンの誕生日ですね。
お話を書かれる方に読んで頂くのは恥ずかしいな~と思いつつも、コメントいただけて嬉しいです。
アルフォン少尉の膝枕は目撃していない富山古代クンですが、ノラン&小野D古代クンはどうなるのでしょうか…。ちなみに私、嫉妬の炎を目に宿す古代クンも大好きなのですよ…(悪趣味…^^)。
茉莉子さんも是非いつかノランさんからみで1本お願いします♪
【2013/07/06 23:24】 URL | ようこん #- [ 編集]


きっと古代君が軍を辞めるときは、大勢の人を守ることをやめて、雪、只一人を守るときなのかも。
それまでは、みんなの古代君だけれど、最後の最期は本当の意味で雪だけの古代君になるのかな。
そう、膝枕は男のロマン。
そして、そんな膝枕を当たり前のようにいつでも出来るときが、本当の平和ですね(*^_^*)
【2013/07/07 12:13】 URL | そらのくまや #- [ 編集]

そらのくまや様
こんにちは~コメントありがとうございます♪
この二人は同じ方向見て敵と戦う方が性分に合っている気がするのですが、やはり離れていて再会…ならば向き合ってハグですね…^^
膝枕は男のロマンですが、膝枕死って普通ないですよね…。
そう考えると骨壺っていう形と存在は、最後に誰かに膝枕してもらう為のものなのかも…そして戦いや災害で亡くなった大事な人の骨を見つけ出して拾いたいっていうのは、最後に膝枕してあげたい~という気持ちなのかも知れませんねぇ。…以上、膝枕論(笑)。
【2013/07/07 12:43】 URL | ようこん #- [ 編集]


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